親の心配をすることからの解放
うつ病持ちの母親が
急に明るくなった。
薬がひとつ減り手の震えがなくなったという。
うつ病の薬もやっぱ怖い。
息子には飲ませたくない。
介護保険できてくれてるヘルパーさんとの相性もよいらしい。
とてもご機嫌。
介護プランの書類に書く文字も
82才とは思えない、達筆。
父親が亡くなった8年ほど前から
数年間、精神状態が不安定で
私も酷い思いをしたし
本当に辛かった。
周囲にも迷惑を随分かけた。
それが嘘のようだ。
私の役目は終わったとふと思っていた。
これなら私が今、母親から離れても
きっと大丈夫だろう。
再婚も躊躇する理由にもなっていた。
うつ病持ちの母親を持つ女性なんて男性だって嫌でしょうよ~😅
心配していた何かがふとふっと抜けた。
笑顔を見せる母親を数年ぶりにみた。
夫が亡くなったことを乗り越えた母。
さらにパワーアップしたように思う。
やっと私も母親のお世話から
少しずつ少しずつ離れられそうだ。
私も真剣に再婚を考えよう。
私の人生に愛情を注げる時が
やっときた。
49才にして親離れってことかしら(笑)
受け入れる
2015年6月、
私は子宮体がんで手術して
子宮、卵巣、鼠径リンパを切除した。
受け入れた。
つもりでいたけど
気がついた。
術前と同じようにやろうとしていた。
もちろん無理はできないと頭では
わかっていたのだけど。
また親の入院につきあわされたり
息子の抜毛症の心配だったり。
それはもう術後とは思えないこともあった。
女性ホルモンの変化と同時に
体調も肌も身体のすべてが変化していく。
卵巣欠落のための更年期がきた。
不定愁訴なんてもんじゃない。
毎日がもやもやして辛い。
イライラは経験したことがないくらいひどく、
食事も満足に献立が浮かばない。
ドライアイ、ドライマウス。
肌は冬の乾燥でかさかさ。
やたら眠いかと思ったら不眠。
このまま朽ちてしまうのか?と思うくらい。
術前の身体に戻りたくて頑張った。
でも、いい意味で諦めた。
術前よりはちょっと無理がきかなくなったけど
お肌も少しずつしわがれて来たけど
これが紛れもなく今の私なんだと。
この身体をちゃんと愛してあげようと。
やっとちゃんと病気を受け入れたのだと思う。
そう思ったら肩の荷が降りた。
とても気持ちが明るくなった、不思議✨
不安もあるけどすべて受け入れていく
そんな覚悟ができた気がする。
ヒヤシンス日記
先日ヒヤシンスの球根を植えました✨
去年の秋から冷蔵庫で寝ていた球根さん。
植えるときにはすでに🌱が出ていました。
早く花が咲いてくれないかなぁ❤
とても楽しみです😆